2011年10月18日

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石巻に診療所建設 泉丘高同窓会がチーム発足

ドームハウスの部材の詰め込み作業を見守るメンバー=加賀市新保町
 東日本大震災で被災した宮城県石巻市にドーム型の診療所を建設しようと、泉丘高の同 窓会「一泉同窓会」の有志が、県や企業、大学の協力を得てプロジェクトチームを発足さ せた。18日、加賀市から部材を詰め込んだトレーラーが出発、7月上旬の完成を目指す 。建物の提供を受ける石巻市立病院は眼科の診療スペースとして利用する予定で、被災地 の医療環境改善に役立ちそうだ。

 被災地に医療施設を建てるプロジェクトは、東京都在住の一泉同窓会の有志3人が発案 した。工期が短く、耐震、断熱性に優れた建物としてジャパンドームハウス(加賀市)の 特殊発泡ポリスチレン製のドームハウスに注目。同社に協力を求めたところ、2棟が無償 提供されることになった。ドームハウスを共同研究する金沢工大のほか、一泉同窓会、県 内企業の支援も取り付け、建設が決まった。

 県を通じて被災地と連絡を取り、建設場所は石巻市立病院の仮診療所の駐車場に決定。 同病院は津波で建物1階が甚大な被害を受け、各診療科は市役所内などに設けられた仮ス ペースに分散して診療しているという。

 ドームハウスは7月4日にも完成する予定で、同病院は眼科診療所や待合室として利用 する方針だ。現地では緑内障や白内障の治療を待つ高齢の被災者や、ほこりなどで目を痛 めた患者が多いという。

 チームリーダーで泉丘高出身の1級建築士堀誠さん(55)は「末永い医療支援をして いきたい」と話し、第2、第3のドームハウス建設に向け団体、個人の協力を求めている 。


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