テスコの強みは大量データの販売活用
テスコの海外事業の好調は今後も続きそうだ。英調査会社IGDは最近の報告書の中で、テスコは年平均11%のペースで成長を続け、2012年までに仏カルフール(CARR.PA)を抜いて世界第2位の小売業になると予測している。
大量のデータを管理し、それを販売に活用する。この分野での秀でた能力が、独小売大手のアルディやリドルをはじめとする世界の競合大手に対してテスコが大きく優位に立つ要因となっているとアナリストは分析する。
データ処理はありふれた単調な作業にも思えるが、テスコに2つの大きな強みをもたらしている。1つは、コンビニエンスストアからハイパーマーケットまで、規模の異なる複数の小売店舗形態を展開する比類のない能力。そしてもう1つは、多くのアナリストが認める「どこよりも多彩で豊富な自社ブランド商品」を提供するための、市場に関する知識だ。
テスコは傘下の英データ処理・分析企業ダンハンビーが収集したデータを活用して、新たな店舗形態の設計から店舗レイアウトの調整、自社ブランド商品や対象を絞った販売プロモーションの開発に至るまで、事業のあらゆる面を管理している。
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